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ESGについての取り組み

トップメッセージ Top message

「人を大切にする経営」で、
日本で一番喜ばれる数の多い水回りメーカーへ

「人を大切にする経営」で、日本で一番喜ばれる数の多い水回りメーカーへ

代表取締役社長 水谷 真也

ステークホルダーの皆さまと共に「日本で一番喜ばれる数の多い水回りメーカー」へ

今回、私たちの持続可能な取り組みをサステナビリティレポートとしてまとめ、新たに私たちのパーパスとして「日本で一番喜ばれる数の多い水回りメーカー」を掲げました。これは決して不可能ではなく、必ず実現できるミズタニバルブの確固たる道であると信じています。
ステークホルダーの皆様には、ミズタニバルブの将来に期待していただき、引き続きご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。

マテリアリティ Materiality

リスクと機会の分析

環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点を取り入れたサステナビリティ経営を進めるにあたり、ESGに関 するリスクと機会を分析しました。様々な角度から分析した結果、以下のリスクと機会を特定しました。

リスク
  • 少子化により、事業拡大に必要な人財が確保できない可能性、採用コストの高騰
  • 社会の急速な変化に伴うお客様ニーズの多様化・複雑化により、求められる業務の専門化・高度化
機会
  • カーボンニュートラル拡大によるCO2排出量の少ないサプライヤーとしてのニーズ拡大
  • エクステリア分野・理美容分野のニーズの多様化に伴うビジネスチャンスの拡大
  • サステナビリティ推進によるステークホルダーからの評価向上と企業イメージ向上
  • 「人を大切にする経営」によるメンバーのスキル・生産性向上、および新たな発想・アイデア創造
マテリアリティ(重要課題)の特定

分析したリスクと機会をもとに、優先的に取り組む事項を、「ミズタニバルブにとっての優先度」、「ス テークホルダーにとっての優先度」でマッピングし、以下のマテリアリティを特定しました。

マテリアリティ

E:環境

カーボンニュートラル

温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブの認証を取得

2030年に向けた当社の温室効果ガス削減目標が、パリ協定に整合した科学的に根拠ある水準であると認められ、2022年7月に「SBTイニシアチブ(Science Based Targets initiative)」の認証を取得しました。

SBTについて

SBT(Science Based Targets initiative)は、WWF(世界自然保護基金)、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー)、WRI(世界資源研究所)、国際グローバル・コンパクトによる共同イニシアチブで、世界の企業や団体の温室効果ガスの削減目標が、パリ協定で掲げる「世界の平均気温上昇を2℃未満に抑える」という目標の達成に向けて、科学的知見と整合した削減目標であるかどうかを審査、認定する機関です。

当社の温室効果ガス削減目標

当社は、脱炭素社会の実現に貢献すべく、2030年までに2020年度比で排出量を42%削減するという目標をSBTに掲げています。

ロゴSBT

CO2排出量の算定

ミズタニバルブが進めてきたカーボンニュートラルの取り組みが確実にCO2削減につながってきています。

削減目標と方法

カーボンニュートラルを達成するための中間計画として、2030年までにCO2排出量を2020年度比42%削減する目標を掲げています。

カーボンニュートラルセミナーへの登壇

2021年から始めたCO2削減活動(太陽光パネル設置、SDGs宣言、SBT認定、グリーン電力購入等)について説明し、「メンバーの参画意識を楽しみながら醸成することが大切」というメッセージを伝えました。

再生可能エネルギーの導入
自家消費用太陽光パネル設置

太陽光パネルで年間20.59t-CO2の温室効果ガスの削減が実現できます。

CO2フリー電気の導入

実質再生可能エネルギー100%かつCO2ゼロエミッションの電気で、非化石証書(再エネ指定)を用いて、CO2排出係数をゼロにする環境負荷価値の付いた電気です。

省エネルギーの取り組み
デマンド計による電力使用量管理

電力使用量の見える化により、作業工程を見直すなどの改善活動にもつながっており、社員の省エネ意識も向上しています。

LED照明の設置

2021年にミズタニバルブ全社の照明をLED照明に切り替えました。

インバータコンプレッサーの導入

省エネを推進するため業界最高水準のインバータコンプレッサーを導入しています。

エアー消費量の削減

パルス発生機によりエアー消費量は1/2になっています。

社用車のハイブリッド

社用車を順次ハイブリッド車へ切り替えていきます。

生物多樣性
『MODRINAE』活動への参加

生物多様性の取り組みの一環として「MODRINAE(戻り苗)」の活動に参加しています。

FSC認証の印刷物使用

パンフレットはFSC認証紙を使用しています。

廃棄物管理
空ドラム缶の再資源化

限りある資源の有効活用をするためにできることは取り組んでいます。

環境市場機会
環境負荷低減に貢献できる製品の開発

環境負荷を低減した蛇口の開発は今後大きなビジネスチャンスになると捉えています。

S:社会

人的資本経営
人を大切にする経営

ミズタニバルブの経営方針は「よい社風を創る」です。よい社風のためには「人を大切にする経営」が重要です。

人財育成

「企業は人なり」をモットーに人財教育と適材配置に注力しています。

人権
公平な人事評価制度の構築

ミズタニバルブでは、スキル・人間力を併せ持った人財を公平に評価しています。

メンバー満足度調査の実施

より良い職場環境の整備を目的にメンバー満足度調査を実施しました。

健康経営
健康経営優良法人の認定

私たちは、「健康経営優良法人2023」に続き、2024年4月11日に「健康経営優良法人2024」中小規模法人部門で認定されました。

ぎふ健康経営認定事業所「Aランク認定」

協会けんぽ岐阜支部からミズタニバルブの健康経営が評価され、ぎふ健康経認定事業所Aランク認定」をいただきました。

健康経営の具体的な取り組み

健康経営は持続可能な企業であるための成長戦略であり、メンバーの健康増進、働きやすい職場の整備のために様々な取組を実施しています。

ワークライフバランス
働き方改革

ミズタニバルブの働き方改革は、「MPS活動」と「デジタル化」です。

福利厚生の充実

ミズタニバルブの特徴的な福利厚生として「失効年休積立制度」と「奨学金返済支援制度」があります。

岐阜県ワークライフバランス推進企業

仕事と子育ての両立支援や女性の活躍 推進等に取り組む企業として、岐阜県より「岐阜県ワークライフバランス推進企業」に選出されました。

山県市さくらカンパニー」認定

ワークライフバランスや女性活躍推進に積極的な企業として「山県市さくらカンパニー」に選出されました。

ダイバーシティ&インクルージョン
男性育休の推進

男女共に育児休業が取りやすい環境を整備することが重要であり、男性メンバーも産後パパ育休を取得しています。

労働安全衛生
安全衛生管理体制の構築

新入社員安全衛生研修、職長教育、特別教育(要資格作業)等の安全教育・訓練も頻繁に実施しています。

製品・品質
ISO9001

1999年に「ISO9001」の認証を取得しました。

はばたく中小企業300社

2019年、経済産業省・中小企業庁により「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。

戦略的な組織改編

2023年にマーケティング室を設置しデジタル広報戦略を強化しました。2024年4月にはデジタル推進室を設置し、社内のデジタル化、セキュリティ強化を行います。

社会課題を解決する製品の開発
日本で唯一の自動水栓手洗器「AWAMIST」

非接触型で使える自動水栓で、超微細気泡でしっかりと汚れを落とします。

コミュニケーション
GoodJobカード

「感謝の輪を広げることで働きやすい職場をつくる」、「みんなの居場所をみんなでつくる」そんな考えから「GoodJobカード」という活動を行っています。

自画自賛日記

毎週火曜日に全メンバーで「自画自賛日記発表会」を開催しています。仕事へのエネルギーや満足感につながっています。

職場懇談会(飲み会)補助制度

コミュニケーションの促進に大きく貢献しています。

SDGs活動に関する評価
ぎふSDGs推進ゴールドパートナー

2023年11月、「ぎふSDGs推進ゴールドパートナー」に登録されました。

社会貢献活動
地域未来牽引企業

ミズタニバルブは2021年に地域経済の中心的な担い手となりうる事業者として選定されています。

TEGUMIIの公式パートナーへの就任

シンプルな平面パーツから立体を創造する組み立ておもちゃ「TEGUMII」の公式パートナーに就任しています。

就労支援の取り組み

地域社会を大切にすることはミズタニバルブの経営方針の一つであり、地域に少しでも貢献できるように取り組んでいます。

小学生ロボコンへの参画

このような活動を通じて、少しでも子供たちの未来をつくるお手伝いができたらいいな、と思っています。

G:ガバナンス

コーポレートガバナンス
コーポレートガバナンス体制

コーポレートガバナンスを有効に機能させるため、透明で客観性の高いガバナンス体制を構築しています。

取締役会の実効性確保

取締役会の実効性確保はガバナンスの根幹だと捉えています。

リスクマネジメント
顧問弁護士との契約

リスク管理の観点から顧問弁護士と契約をしています。

ハラスメント相談窓口の設置

ミズタニバルブでは「ハラスメント相談窓口」を設置しています。

コンプライアンス
七つの心得

ミズタニバルブの倫理観の習得は、全メンバーで策定した「七つの心得」で目指すべき人物像を明確化しています。

情報セキュリティ対策
情報セキュリティ対策ソフトの導入

業務上取り扱いする取引先の情報や当社の情報資産の安全性を確保するため、2023年3月に全端末にサイバーセキュリティ対策ソフトを導入しました。

BCP
BCP策定

大規模災害などのリスクに備えるためBCP(事業継続計画)を2020年に策定しました。

ESGについての取り組み

ぎふSDGs推進ゴールドパートナー★サステナビリティレポート.pdf