ABOUT MIZUTANI / OUR STORY

ミズタニバルブって、
どんな会社?

人を大切にする会社づくり。
暮らしに感動を届けるものづくり。

岐阜県山県市から。
私たちが大切にしていることを、お話しします。

私たちについて知る ↓
赤い玄関ドアのある空間に施工されたミズタニバルブの手洗い落ち着いた洗面空間に施工されたミズタニバルブの水栓
AT A GLANCE

ミズタニバルブ工業株式会社は、1951年創業、岐阜県山県市に本社を置く水栓金具・水まわり商品メーカーです。経営理念は「人間尊重の理念に基づき第一にメンバーの幸せを追求し、そしてそのメンバーの総意としての私たちのあるべき姿としてお客様の幸せを追求する」。経営計画書とMPSを通じて、メンバー一人ひとりが考え、挑戦できる会社づくりを進めています。1981年発刊のカタログには自動水栓「タッチノン YM-1」が掲載されています。現在もAWAMISTなど、暮らしの小さな不満から新しい価値を生むものづくりに取り組んでいます。

数字で見るミズタニバルブ

年間休日125日2026年
平均残業時間11.0時間/月2025年実績
新卒3年以内の離職率0%24卒〜26卒/2026年4月1日時点
男性育児休業取得日数180日最大日数
平均年齢35.6歳2026年4月21日時点

出典:ミズタニバルブ工業 採用サイト「数字で見るミズタニバルブ」。数値は掲載時点のものです。 採用サイトで詳しく見る

01 / OUR ROOTS

会社は何のためにあるのか。

当時の製造現場
当時の製造現場
当時のメンバーたち
当時のメンバーたち
会社は、そこで働く人が
幸せになるためにある。

これは、現在の社長・水谷が突然考えたものではありません。子どもの頃、ミズタニで働いていた父の影響で、食卓ではよく会社の話が出ていました。

そんなある日、創業者である祖父から言われた言葉があります。

「こうやって今日もご飯が食べられるのは従業員のおかげだぞ。それを覚えておきなさい。社長が特別なんじゃないぞ」

祖父はいつも従業員のことを話していました。そのため、子どもの頃から「ミズタニって、すごく人を大切にする会社なんだな」と感じていました。

その後25歳で入社すると、外から見ていた会社と、一人の社員として内側から見る会社には違いがありました。「自分が子どもの頃に感じていた、“人を大切にするミズタニ”って、どんな会社だったんだろう。」

約10年前、社長に就任。祖父や父から受け取った考え方を、今の時代に合った形で会社づくりにしていきたいと考えるようになりました。

私たちが掲げる経営理念は、「人間尊重の理念に基づき第一にメンバーの幸せを追求し、そしてそのメンバーの総意としての私たちのあるべき姿としてお客様の幸せを追求する」です。

「会社は何のためにあるのか」。迷ったときに戻ってくる、私たちの経営の出発点です。

02 / HOW WE WORK

「人を大切にする」を、
言葉だけで終わらせない

メンバーによるプロジェクト活動▶ Instagramで動画を見る
メンバーによるプロジェクト活動
メンバーが学ぶ勉強会▶ Instagramで動画を見る
メンバーが学ぶ勉強会

「社員を大切にしています」。そう言うだけなら簡単です。大切なのは、それを毎日の仕事の中でどう実現するか。その中心にあるのが「経営計画書」と「MPS(ミズタニプロジェクトストラクチャ)」です。

経営計画書には、経営理念や会社が目指す未来、仕事をするうえで大切にしたい考え方、そして何よりメンバーの未来像が書かれています。「理念の金太郎飴勉強会」や部署朝礼での輪読・感想発表を通じて、繰り返しみんなで考えます。

毎週火曜日の「理念の金太郎飴勉強会」では、経営計画書について学ぶだけでなく、自分が頑張ったことや、できるようになったことを「自画自賛日記」としてメンバー同士で発表しています。

席は毎回トランプで決めるため、部署や年齢を超えた交流が生まれます。お互いの頑張りや考えを知ることが、日頃の仕事での声のかけやすさにもつながっています。

そして、その未来に近づくために自分たちの仕事をどう変えるのかを考える活動がMPSです。

MPS(ミズタニプロジェクトストラクチャ)とは

MPSは、メンバーが自分たちの仕事や職場をより良くするための活動です。トヨタ式の改善活動を出発点としていますが、現在は作業の効率化やコスト削減だけにとどまりません。

最初は5S、例えば棚の整理といった身近な改善から始まりました。その後、RPAによる業務の自動化やAIの活用など、取り組むテーマも広がってきました。

時代や仕事の変化に合わせて、MPSそのものも進化を続けています。

日々の仕事で感じる問題や「もっとこうしたい」という思いを持ち寄り、メンバー自身が考え、話し合い、実行します。活動時間は就業時間内に1日30分。

MPSは、単なる改善活動ではなく、一人ひとりが自ら考え、行動する会社をつくるための仕組みです。

経営計画書だけでは、会社は変わらない。
MPSだけでは、何のために変えるのかが分からない。

ある20代のメンバーは、入社した10数年前、「私、こんなところで続けられるのかな」と思ったそうです。今では「助け合いもあるし、分からなかったら全然聞ける」と言います。

「もし経営計画書がなくなったら?」と尋ねると「昔の空気の悪い感じに戻ると思います」と答えました。

同じ質問をした係長からは「指示待ち社員になると思います。会社がどこへ行こうとしているのか分からなければ、動けない。それなら指示を待つしかない」という言葉が返ってきました。

経営計画書は、みんなを同じ型にはめるためのものではありません。同じ方向を見ながら、一人ひとりが自分で考えて動くためのものです。

そして最近、社長自身にも気づきがありました。これまで最後に何をするか決めていたのは、ほとんど社長でした。メンバーへのインタビューを重ねる中で、「会社のことを一番分かっていなかったのは、社長だったのかもしれない」と思うようになりました。

みんな、本当によく考えている。だったら社長の仕事は、すべての答えを決めることではなく、一人ひとりが考え、挑戦し、輝ける場をつくることなのかもしれません。私たちの会社づくりも、まだ途中です。

03 / CULTURE

良い仕事は、
良い関係から生まれる。

営業と商品設計のメンバーが図面を確認する様子▶ Instagramで動画を見る
営業と商品設計のメンバーが図面を確認する様子

私たちが目指すのは、ただ「居心地の良い会社」ではありません。安心して意見を言える。分からなければ聞ける。困ったら助けを求められる。そして、お互いから学び、挑戦できる。そんな「心地よい会社」でありたいと考えています。

MPSを教えていただいた先生から、よく言われた言葉があります。

「猿の真似ではなく、
猿真似をする。」

難しく考えすぎず、まずはお手本のとおりにやってみる。実際に取り組むうちに、「なるほど、こういうことだったのか」と分かってくることがあります。

まずはやってみて、そこから気づき、学んでいく。それが、私たちのいう「猿真似」です。

でも、それができるためには関係の質が大切です。「真似された」ではなく「いいからやってみて」と言える。分からなければ「どうやったの?」と聞ける。

最近では営業部でも、あるチームが始めた週次の報告会を、別のチームが“猿真似”し始めました。これはMPSの活動ではありません。でも、長年続けてきた考え方が、普段の仕事にも表れ始めているのかもしれません。

メンバーの良いところを伝える「心得カード」や、感謝の気持ちを伝える「グッドジョブカード」も、私たちが続けている活動の一つです。

お互いの良さを認め、感謝を伝え合う。そんな小さな積み重ねが、良い関係づくりにつながっているのだと思います。

初めて会社を訪れたお客様や学生の方から「ミズタニさんは空気がいいですね」「挨拶が気持ちいいですね」と言っていただくことがあります。

社風は目には見えません。でも、毎日の行動の積み重ねは、初めて来た人にも伝わるものなのかもしれません。

良い関係が良い仕事を生み、良い仕事がお客様への価値につながっていく。私たちは、そう考えています。

04 / MAKING

私たちが目指す、
ミズタニらしいものづくり

蛇口ではなく、その先にいる人を見る。

ミズタニバルブ工業は、1951年の創業以来、水栓金具を中心とした水まわり商品をつくり続けてきました。

でも、私たちが本当に届けたいのは、蛇口そのものではありません。その蛇口を使う人の暮らしが、少し便利になったり、快適になったり、豊かになったりすること。

そのために、使う人の声に耳を傾け、これまでの常識にとらわれないものづくりに取り組んでいます。

1981年。時代に先駆けた、自動水栓への挑戦。

1981年発刊のミズタニバルブ工業のカタログには、自動水栓「タッチノン YM-1」が掲載されています。

当時、蛇口は手で操作することが当たり前でした。そんな時代に、手を触れずに水を出す仕組みを開発したのが、社長・水谷の父でした。

しかし、当時、営業部長を務めていた方によると、販売台数は60台程度にとどまり、やがて廃盤になったそうです。

その理由は、商品の価値をお客様に届ける販路がなかったことだと聞いています。当時の主な取引先は管材問屋さんでした。お客様から注文を受けた商品を仕入れて供給する商売の仕組みの中では、まだ知られていない新しい商品の価値を広めることは簡単ではありませんでした。

新しい商品をつくることと、その価値を必要としている人に届けることは、別の難しさがある。

それでも、使う人のことを考え、これまでの常識にとらわれずに新しい価値を生み出そうとする姿勢は、現在のものづくりにも受け継がれています。

1981年 タッチノン 自動水栓 YM-1 当時のカタログ(ご提供の切り抜き全体)
1981年発刊のカタログに掲載された自動水栓「タッチノン YM-1」(クリックで拡大)

2022年。水ハネという不満から生まれたAWAMIST。

2022年に発売したのが、自動水栓手洗い器「AWAMIST(アワミスト)」です。

開発のきっかけは、手洗い時の水ハネでした。開発プロジェクトメンバーの家族へのヒアリングから、洗面台の周囲が濡れることへの不満が見えてきました。

そこで目指したのは、水ハネを抑えることと、しっかり手を洗っている実感を両立させること。

水ハネは少なく。でも、ちゃんと洗っている感覚は残したい。

この二つを大切に、開発が始まりました。

届けたい価値があるから、諦めない。

AWAMISTの開発を進める中で、私たちは「ストロングビジョン」という考え方を学びました。

それは、単に商品を完成させるということではありません。使う人にどんな価値を届けたいのか。その実現したい姿を強く思い描き、諦めずに行動すること。

その思いを形にするため、さまざまな試行錯誤を重ねました。

吐水口の先端部品は社長自ら設計し、社内の3Dプリンターで200パターン以上を試作しました。

開発メンバーは、試作機の周囲にトイレットペーパーを敷き詰め、水ハネの状態を確かめました。

AWAMIST開発時、試験用手洗い空間の周囲にトイレットペーパーを敷いた水ハネ検証の現場写真
AWAMISTの開発時に実施した水ハネ試験。トイレットペーパーを使い、飛散の状態を確認しました。

手洗い空間の大きさも、体格の異なるメンバーが実際に手を洗いながら検証しました。

「これ以上小さくすると、指先が当たるね」

「吐水口に手が当たるから、あと5mm上げようか」

こうした検証を繰り返しながら、寸法を決めていきました。

開発メンバーによる手洗い空間の寸法検証(実際の開発記録)

さらに、理想のデザインを実現するために必要な技術を持つ協力先を探し、静岡や京都、大阪まで足を運びました。

3D図面で形を確認し、3Dプリンターで何度も試作を重ねました。でも、実際の商品が出来上がって目の前に現れたときの喜びは、また格別です。

自分の頭の中にあったものが、本物になる。ものづくりの面白さって、こういうところにもあるんだと思います。

つくりたいから、つくるのではない。届けたい価値があるから、実現する方法を探し続ける。

これが、AWAMISTの開発で実践してきたストロングビジョンです。

思いを、技術で形にする。

AWAMISTには、リズム水流とウルトラファインバブルを生み出す独自の吐水機構を採用しています。

この吐水機構は、200パターン以上の試作を経て開発し、特許を取得しました。

特許第7386549号「水栓用吐出具および水栓」

リズム水流の発生機構を示す3DCG映像
ウルトラファインバブル発生機構を示す3DCG映像

現在開発中のAWAMIST第二弾でも、ストロングビジョンを大切にしています。

圧倒的に差別化された商品を生み出すためには、技術やアイデアだけでなく、届けたい価値を明確にし、その実現に向けて行動し続けることが重要だと考えています。

一つの思いが、メンバーの行動につながり、さまざまな技術や知恵が集まって、一つの商品になる。

私たちは、これからも使う人の暮らしを見つめ、まだ世の中にない価値を生み出していきたいと考えています。

AWAMIST 35秒CM。商品の世界観を紹介する映像です。
05 / EVOLUTION

変わり続ける会社でありたい

マーケティング課による商品撮影の準備▶ Instagramで動画を見る
マーケティング課による商品撮影の準備
デジタル推進室のメンバーによる相談風景▶ Instagramで動画を見る
デジタル推進室のメンバーによる相談風景

ミズタニバルブ工業の経営計画書には、こんな言葉があります。

利益は全メンバーの創造性の総和

ここでいう全メンバーには、もちろん社長も含まれます。会社を良くするのは、経営者だけの仕事ではありません。

一人ひとりが考え、知恵を出し合い、行動する。そこから新しい価値が生まれ、その積み重ねが結果として会社の成長や利益につながっていくと考えています。

一人の気づきが、会社の新しい取り組みになった。

2023年、ミズタニバルブ工業にマーケティング組織が誕生しました。

きっかけは、新規開拓に積極的に取り組んでいた営業メンバーの一言でした。

「これからの時代、マーケティングは必要ですよね。うちが弱いところでもあるし……」

そのメンバーは、自らマーケティングの本を読み始めました。それを知った社長も興味を持ち、メンバーから本を借りて読んでみました。

「確かに、これは絶対に必要だ」

そんな気づきが、新しい組織づくりへとつながっていきました。最初から社長が計画していたわけではありません。

メンバーの気づきが社長の学びにつながり、会社としての新しい挑戦になったのです。

会社は、みんなで変えていくもの。

もちろん、一人の気づきだけで会社が変わるわけではありません。その気づきを誰かが受け止め、一緒に考え、行動する人が増えていく。

そして、試してみて、うまくいかなければ考え直す。

社長がすべての答えを持っているわけでも、メンバーが指示を待つだけでもありません。

一人ひとりが会社を良くする当事者になる。

私たちは、みんなの創造性を持ち寄りながら、変わり続ける会社でありたいと考えています。

06 / OUR FUTURE

私たちが目指している未来

ミズタニバルブのメンバーたち
ミズタニバルブのメンバーたち

私たちの夢(パーパス)

私たちには、メンバーみんなで考えた私たちの夢(パーパス)があります。

「あなたで本当に良かった!」と笑顔の数が日本で一番多い
水まわりブランドメーカーになる。

お客様から「ミズタニの商品を選んで良かった」と言っていただけること。

一緒に仕事をする人から「ミズタニと仕事ができて良かった」と思っていただけること。

そして、メンバー自身が「この会社で働いていて良かった」と感じられること。

そんな笑顔を、一つでも多く増やしていきたいと考えています。

メンバーの幸せから、お客様の幸せへ。

私たちの会社づくりの出発点は、メンバーとその家族の幸せです。

一人ひとりが安心して働き、自ら考え、成長し、創造性を発揮する。そこから新しい価値が生まれ、お客様の喜びにつながっていく。

そして、お客様からいただいた喜びや信頼が、メンバーのやりがいや会社の成長につながる。

私たちは、そんな循環を生み出したいと考えています。

暮らしの小さな変化から、大きな感動へ。

蛇口は、暮らしの中では小さな存在かもしれません。

でも、毎日何気なく使うものだからこそ、そこに新しい価値が生まれれば、暮らしは少しずつ変わっていくはずです。

水ハネが気にならなくなること。使うたびに、ちょっと心地よいと感じること。住まいの空間が、もっと自分らしくなること。

そんな小さな変化が、思っていた以上の喜びや感動につながるかもしれません。

小さなトビラ、大きな感動。

この使命感(ミッション)を胸に、私たちはこれからも、使う人の暮らしを見つめ、新しい価値を生み出していきます。

そして、私たちと関わる人たちから、心からこう言っていただける会社を目指します。

OUR PROMISE

あなたで本当に良かった!

RECOGNITION

第三者からの評価・認定

会社づくりやデジタル活用など、私たちの取り組みは外部からも評価・認定をいただいています。認定のためではなく、実際に働くメンバーやお客様にとってより良い会社であることを大切にしていきます。

※リンク先には制度の案内ページも含まれます。公開時には個社の認定掲載ページへの直接リンクを優先してください。

FAQ

よくあるご質問

ミズタニバルブ工業は、どんな会社ですか?

1951年創業、岐阜県山県市に本社を置く水栓金具・水まわり商品メーカーです。1981年発刊のカタログには自動水栓「タッチノン YM-1」が掲載されています。「人を大切にする会社づくり」と「暮らしに感動を届けるものづくり」を大切にしています。

ミズタニバルブが大切にしている考え方は何ですか?

経営理念は「人間尊重の理念に基づき第一にメンバーの幸せを追求し、そしてそのメンバーの総意としての私たちのあるべき姿としてお客様の幸せを追求する」です。

どのような会社づくりをしていますか?

経営計画書で会社の方向性やメンバーの未来像を共有し、MPSを通じて仕事をより良くする活動を続けています。安心して意見を言い、お互いから学び、挑戦できる「関係の質」を大切にしています。

MPSとは何ですか?

「ミズタニプロジェクトストラクチャ」の略です。メンバー自身が日々の仕事を考え、より良い方法を試し、学び合いながら仕事を変えていく活動です。単なる業務改善を超えて、一人ひとりが主体的に行動する活動へと進化しています。

どんなものづくりを目指していますか?

商品そのものではなく、商品が使われる場面やそこで暮らす人を見ることを大切にしています。「何を実現したいのか」から考え、必要であれば社外の技術や仲間の力も借りながら新しい価値を形にしていきます。

AWAMISTとはどのような商品ですか?

手洗い時の水ハネという不満から生まれた自動水栓手洗器です。リズム水流、ウルトラファインバブル、ミスト水流、空間との調和を考えたデザインなど、「手を洗う」という行為そのものから考えて開発しました。

1981年 タッチノン 自動水栓 YM-1 当時のカタログ(ご提供の切り抜き全体) × 閉じる・元のページへ戻る